2018.10.24 Wednesday

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    2011.02.28 Monday

    トランジスタ・ハウス。

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      この家には、ノスタルジックな雰囲気の名が似合うだろうと・・・ずっと思っていた。

      〜トランジスタ・ハウス〜

      この家に置かれる家具。
      ほら!キャビネットの上には “トランジスタ・ラジオ” が乗っている!(・・・たぶん)
      この時代のレトロなモノたちが 映える空間になるだろうこの家は・・・『トランジスタ・ハウス』
      施主様の大切な イギリスの古い家具たちが似合う 空間造りを目指し
      新築だけれど、懐かしく、味わいのあるお家にしようと これまで語り合ってきた。

      考え抜かれた間取りの使いやすさを、写真で表現しにくいのは残念だが・・・
      やはり雰囲気の表現は、インテリアをどう作ってゆくかに左右される

      少しカジュアルで、懐かしい 「トランジスタ・ハウス」
      名前があることで、言葉の持つ音のイメージが助けてくれるのか 考えがブレにくくなる。

      dragon*house が独自のテイストを持つように〜
      トランジスタ・ハウス の持つテイストを楽しんでゆきたい!


       
      2011.02.25 Friday

      潔い木目。

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        現場で、行商をする。 大五木材〜木の語り部〜
        普段あまりナイであろう・・・現場でフローリング選ぶなんて
        以前ちゃんと大五木材ショールームにまで、施主様と決めに行ったのに・・・
        木への思いを語り尽くす事に集中しすぎて、サンプルを確認していなかった・・・
        (あると思っていたサンプルがレアな材だったので、存在しなかった。)

        こんなドジを、私と ”木の語り部” はやらかす。
        互いに似すぎているのか、どちらも暴走し
        それは、興奮に近い状態で、熱い思いを語り合うばかり・・・
        結果、肝心な事を押え忘れる。
        後日、施主様を現場での行商に、つき合わすはめになった・・・すみません。 

        この時初めて、決めていた材を確認できた。(・・・今頃)
        『この家には、コノ木が似合う!!』 と思い下した決断は、正しかったようだ。
        ”潔く流れる木目” は、施主様にぴったりだと思った。

        そして、和室に天然木カウンターを設置しようと、皆で位置を考える。
        それも 流線型の穴あき天然木!! なんてカッコいいの!
        私は、鋭い流線型に大変〜弱い。 

        以前使った黒柿ほどの凄まじい迫力はないが
        ナチュラルでありながら、独特の木目を持つ柿の木が私は大好きだ!

        和室に座った位置から見える 天然木の見え方は計算済みである。
        美しい〜流線を楽しんでもらえるハズ!!

        断熱材 『硬質ウレタンフォーム』 の吹付が終了した。

        この日は、真っ暗になるまで、施主様に構造の説明をさせていただくー
        図面や写真だけでは分からない事も 実物なら良く分かるし
        壁を閉じてしまえば見えないけれど、何より大切な部分である。
        しっかり見ていただけて〜伝えられたであろう。 ふふふ満足。


         
        2011.02.23 Wednesday

        登場。

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          『住み継ぐ家』 この家と出会い、設計士として 
          在来工法の本質を垣間見ることで
          日本の原点の美しい建築を学ぶことが出来たのです。

          『住み継ぐ家』 実績集に登場です。どうぞ!ご覧ください。



          2011.02.21 Monday

          お経のように。

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            『小さいお家を描いてもらえます? 27坪くらいの・・・』

            フフフ〜よかよ。(エラそう。しかも九州弁。)

            業者さんに頼まれて、得意げに小さなお家を描いてみた。
            近頃、描く機会が少なかったのだが、
            小さな敷地に コンパクトにまとめるのとか 結構好きで
            描かなくてもいいのに、数パターン描いて一番のおススメを仕上げていく。

            いつからか、こんなにも図面を描くのが好きになった。

            小さいころは、歌手。あるいは『兼高かおる世界の旅』のように(古っっ)
            『石村ともこ世界の旅』のレポーターになりたかった。
            あるいは『トモコ(ニルス)のふしぎな旅』でもよかった。
            今は『世界ふしぎ発見』の女性レポータのタフさに、私には務まらねぇ…と思い見ている。

            今は、図面を描くと気が静まる。まるでお経を唱えるように〜。
            (日常お経を唱えることはナイが) 
            空想し描くことで、ちょっと違う世界に行ってるのかもしれない
            どこかは分からないが、心の静まる場所へーーー

             
            2011.02.19 Saturday

            念には念を。

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              今日の現場には、椅子まで用意されていた・・・お心遣いありがとう。

              越智棟梁と、扉などを作ってくださる加藤建具さん
              私が、シンプルながら手の込んだ 建具をデザインしたばかりに、
              すっきり見える建具枠の収まりを願ったばかりに、、、皆で打ち合わせしている。
              自分の希望を 手短に伝え、カメラを握る。

              お二人は、どうすれば希望どうりになるかを 真剣に打ち合わせしてくれる・・・
              私は、カメラを握ったまま横から ちゃちゃを入れつつ、懸命に写真を撮る・・・

              頭を抱え〜悩む加藤氏。
              『大丈夫!大丈夫!加藤さんなら出来るよっっ!』・・・心の中で応援しておこう
              いつもなら口癖で 「大丈夫!」 が飛び出すが、
              カメラを抱えて言うと大そうムカつくだろうから、応援は心の中にとどめる。フフフ

              その後、きっちり打ち合わせに参加し、希望どおりに収まった。
              様々な素敵な試みが形なるのは、こうした業者さんのおかげだ。

              1階の天井に、2階からの防音対策で、ロックウールが敷きこまれた。
              来週には、断熱材の硬質ウレタンフォームが現場発砲される。


              バルコニーのFRP防水の施工も第1段階が終わり
              その後も、下塗り、中塗り、仕上げ塗りと 工程を経て仕上げる。
              写真は、排水ドレイン部分。 しっかり塗りこまれている事が確認できる。
              壁穴は、もしもの水抜きで、
              ●落ち葉などで排水が詰まった→家主気づいていない→ゲリラ豪雨→バルコニーはプール!
              まぁ〜まず無いでしょうが、一生住む家なので、念には念を。


              2011.02.17 Thursday

              個性の表現。

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                サッシの取り付けも無事終了した。
                凹凸をしっかりもたせた仕上がりは、思惑どおりで
                写真の玄関付近の壁には、上海の古煉瓦を貼ることになった。

                以前 dragon*house で貼ったものと同類で、形状の違うもの・・・

                個性を表現するために、この家の施主様に似合う形状を選び、貼り方も変えてゆこう
                同じ素材を使うときは、出来うる限り違ったイメージを持たせ、それぞれの個性で表現したい。
                目立つ素材であれば、なお気を使わなくては、
                同じ雰囲気になってしまう事を、私の施主様達は望まないもの。

                下写真の雰囲気で、仕上げる予定。
                やはり質感が素敵だわ〜 グレーの煉瓦は数あれど、やっぱりこれが一番好きだ。

                そんなこと言ってたら、お決まりの廃版が訪れるかもしれない・・・
                でも大丈夫! お気に入りの廃版には すっかり慣れっこだし
                いつもその後には、新たな出会いがある事を知っているから。

                ・・・でも、やはり無くならないで欲しい

                今日も、越智棟梁と、畳の上で打ち合わせをする。
                ちょっと、面倒な施工を頼んだので、あちらこちらにリサーチをしている最中。

                まるで、事務所と化した現場は、やはり居心地が良い〜。




                2011.02.14 Monday

                洗濯干し場。

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                  雨が降る。。。雪も降る。。。
                  室内に洗濯干し場が、あればな・・・フフフ

                  もちろん 設計段階で気づいていた。私に室内の洗濯干し場がいることは
                  日々忙しく、家事効率を上げたいし、お客様も多いので、見えるところに部屋干し出来ない。
                  しかし、それを取ると、坪庭が取れないとか、望み通りの和室が取れないとか、、、
                  ゆとりのスペースに重きを置いたので
                  面積に猶予が無く、断念した私の洗濯干し場・・・

                  私の脳内では、位置も決まっていた。
                  それは洗面所から出入りし、扉はなくとも、死角になっていて、見えない配置の素敵な家事空間。
                  時折、空想する。この奥は洗濯干し場・・・ニヤ。

                  湿気が多いお風呂場に干すことは、私には現実的でナイ。
                  何より皆が使い終わるまで、干せないだろがー! と思う。
                  浴室の乾燥システムは、洗濯物を乾かす為にあらず、、、
                  浴室内のカビ防止の為と思ったほうが無難。

                  大体、何事も様々な用事を兼用させようとする事に無理があると知ってほしい。

                  私はこの家に何より 癒しと〜ゆとりと〜外観のデザインを求めた。
                  もちろん家事同線は抜群であるが、、、心残りは、干し場。
                   
                  図面を書くにあたり、猶予のある方には、聞いてみる。
                  『室内の洗濯干し場いりますか? これがあったら より美しく住まえるのです!! 』
                  2011.02.12 Saturday

                  持ち味。

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                    屋根工事の完成。
                    緩やかな屋根の勾配(角度)が似合う 外観デザインにしたので
                    緩勾配施工が可能な ガルバニウム鋼板で仕上げる。 
                    むろん焼き物の瓦のような温かみの味わいは出ない・・・

                    材質にはそれぞれ持ち味があり、暖かい味わいを演出したい時は瓦を使いたいし
                    無理をして持ち味を変えようなんて、白々しさは否めないので
                    ガルバニウムの持ち味であるシャープな質感を最大に生かすべく
                    屋根面積に対して、より良いバランスを計算し、溝のスパンを細かくしてみた。

                    そして、もぅ〜こんな色しかナイのかと思うほど、無機質な色しか使わない
                    暖色の鋼板など、潔さが感じられないもの。・・・あくまで個人的な意見ですが〜

                    一般的な溝の間隔ではないので、職人さんは面倒で大変だろうけれど
                    見事な仕上がりである。 ラインの美しさに惚れ惚れするわ。

                    実は、道路から見えるのは、この平屋部分の屋根だけなので
                    他の見えない屋根は一般的な幅で仕上げてある。 〜無駄な労力など使わない〜


                    屋根工事とは、全く関係ないが・・・
                    小学一年生にして、太い足に悩み
                    むくみをとる靴下のCMを見て、『足がむくむから、この靴下買ってちょうだい!!』 と
                    乙女発言をする娘が、バレエの体験入学の望んだ。

                    『その歳で、ムクムなんて、大病だわ! 太くなんてないよ! そのうち細くなるから!』 と、
                    人生の大半を太い足で過ごし、今後も改善の余地のない私が慰める。。。
                    大きくなったら、気にならなくなるから!・・・それは、加齢による諦めである。
                    7歳の彼女に、諦めは少々酷だわ。と思い
                    コンプレックスの解消になり 尚且つ好きで、努力を怠らないのであれば・・・と入学を認めた。

                    小さなムチムチした彼女は、懸命に踊っていた〜
                    館内中に響きわたる美しいクラシック音楽の中で〜
                    薪ストーブの炎が揺らめく中で〜

                    彼女の持ち味は、まだ私には分からない。 
                    しかし、この努力が、直結する才能を持っているとも思えない。
                    きっと努力は何かに形を変え、持って生まれた持ち味に 力を貸してくれる事だろう。


                     
                    2011.02.10 Thursday

                    ソーシャル ネットワーク。

                    0
                      興奮する映画に出会った!
                      『the social network』
                      話題になっているので、ご覧になった方も多いだろう。
                      世界最大の ソーシャル・ネットワーク・サービス ”フェイスブック” を
                      ハーバード大学寮の一室から始めた19歳の マーク ザッカー バーグ の映画である。

                      天才の大胆さと苦悩を描いた映画が大好物で、いくつも鑑賞しているが
                      この映画のスピードのある 的を得た言葉のかけ合いには 猛烈に興奮した。

                      私は、結論を導くために、相手を知るために、多くを語るのは大好きで〜
                      着地点の見えない会話が少々苦手。
                      かといって、話す事はナイと だんまりでもいられない性分・・・
                      そんなんだからなのか、、、的を得た言葉で
                      互いに心に潜む ジェラシーを引き出し あげ連ねる裁判の様子は、大変爽快であった。

                      彼は天才であるから何かを得、何かを失った・・・と言われるのだろうが
                      若かかろうが、老いていようが、天才だろうが、凡人だろうが
                      皆、失敗することはある。 友情を失ったり、ジェラシーがおかしな行動を引き起こしたり・・・
                      ただ、誰しも ”気づく” ことが重要なのね。 と私は考えさせられた
                      それに重点を置いている内容ではないが、
                      気づき苦悩している様子が少し伺え、彼は優しい人なんだ。とホッとした。

                      ただ、彼が人と違うのは、天才ゆえに 振り子の幅が大きく目立ったのだ
                      そして、誰もがうらやむ情念。 それ以外は、誰とも変わらない青春であると思った。

                      三次元で物事を考え、広大で莫大な 点と点を結び合わせ物事を構成し
                      行動は偏っているように見えるが、物事を一点で見たりしない。 多方向から三次元で考える。
                      どの分野においても、力を発揮するのは、イマジネーション!!
                      客観的には理解できるが、
                      誰よりも客観性に欠けていて、夢中になると何も見えなくなる私に、実践は難しい・・・ハハハ

                      世に存在する天才につきまとう ジェラシーやプレッシャーは、凡人の私には計り知れないが
                      才能と同時に、跳ね除けるパワーを ”ギフト” として神から与えられていると信じたい。。。
                      2011.02.05 Saturday

                      現場の書斎。

                      0
                        越智棟梁 byもみじ建築
                        過去 ”dragon*house” を共に造り上げた私たち 久しぶりに、タックを組む。
                        互いに様々な物件をこなし、再び力を合わせるのだから 新たな進化を生み出せるだろう
                        〜楽しみ〜

                        本日から、サッシの取り付けが始まる。
                        これには、私、こだわりたい点が幾つかあり〜
                        施主様に説明するも、ややこし事言う私に・・・「お任せします!」と言っていただいたので
                        最高に素敵なバランスを 越智棟梁と探るわ!
                        外壁から見たときに、サッシが奥まって見えるように細工をする。 すると・・・
                        凹凸が出来る+壁がより厚く見える=ヨーロッパの建物みたいに重厚感が出る!
                        これが大好きで、、、大変面倒な作業なのだが譲れない。

                        正直パッと見で、気づく方はいないかもしれないが、重みを感じていただければいいのだ!

                        感覚が見たい!・・・ので仮付けしてもらう。
                        しかも、1センチ単位で、見え方の変化を確認したいの!と 
                        わがままの限りに付き合わされる 可哀そうな越智棟梁。
                        しかし、そのおかげで、大変よいバランスに仕上がった〜嬉

                        私たちが、デザインやバランスの確認作業をしている間
                        着々と、実質作業を進める 武田大工さん
                        これは、サッシ取付の下地。防水シートを貼っている。この上にサッシがのるわけ

                        激写する私に、細かな注意点を語りながら作業する彼。
                        いつも安心感を与えてくれる ありがたい。。。

                        その後も、細かな打ち合わせを進めるため
                        越智棟梁と私の書斎が出来た。
                        勉学に励む青年のような彼は、ベストな状態で打ち合わせを進める心配りを忘れない。
                         
                        こんな素敵な書斎を現場に作って 正座で打ち合わせしている棟梁と設計士が
                        他に存在するのだろうか!?
                        面白いし〜心地イイし〜 ずーぅと 座っていたいのよ〜



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