2018.10.24 Wednesday

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    2009.10.30 Friday

    ジンクス。

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      良い質感だわ〜 色合いが たまらないわ〜  
      なんて、お気に入りの素材やモノを見つけて、何度か使うと 廃盤になる・・・ という”ジンクス” が私にはある。
      お客様に、「石村さん 気に入らないで下さい!!!」 と憤慨されるほど 廃盤になる・・・
      時代とは逆行しているようだ。

      外国のモノもよく使うが、向こうに変化はなくとも
      こちら側(日本人)が、私のお気に入りを輸入しなくなるケースは大変多い。 お気に入りの相違である。

      国産もので廃盤と同じく困るのは、頻繁なモデルチェンジ!〜かなり移り気な国民性である。                    
      建築中のフォトスタジオ。養生中の玄関ドアノブ。アフリカンアートみたいで素敵でしょう。
      様々なデザインをたずさえて、創業100年を誇る老舗の建具金物専門店。
      私の知る限り10年、廃盤モデルチェンジしてません。ものに愛を感じます、、、。
         
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                 造作工事が始まり 壁のベースが出来上がりました。 
                 
      そろそろ全貌が見えてきます。          


      2009.10.25 Sunday

      イマジネーションの訓練。

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        できれば、映画を見るときに原作を読んでおきたい。
        一度映像でインプットしてしまうと 後に活字を読んでも、イマジネーションが沸いてこないから。

        活字を読み込み、情景や感情を想像することは、クリエイティブな職業に就く私にとっては
        訓練であると思う。大変 ”楽しい” 訓練。
        以前 「ロード・オブ・ザ・リング」 全6巻を読破してから映画に臨んだときは
        自分の想像力の乏しさを映像を見て思い知らされた。(誰とはり合ってんだ・・・)                          

        幼少の頃から、本と映画は常に傍にあったもの。
        両親共に洋画好きで、私の映画デビューは ”タイタンの戦い” (ギリシャ神話のお話。CGのない時代に
        これほどの映像を造り上げるとは!天駆けるぺガサス、頭から蛇が生えたメドゥーサなど盛りだくさん) 

        字もろくに読めない幼い我が子に字幕の映画を見せる両親、、、
        しかし映像の威力は凄いもので、大人になるまで、ずっと吹き替え版を見たと思い込んでた。
        それほど内容を理解していた証だと思う。

        さぁ!イマジネーションの訓練を積まなければ。山崎豊子の「沈まぬ太陽」が待ってるわ。                                  
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        タイタンに出てくるフクロウ。なぜ金属製なのかは、憶えていないがカワイイ。
        2009.10.22 Thursday

        その草はニラですか?

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          なぜ・・・他人に問う前に、自分に問わないのか・・・「この草は、ニラですか?」まさかニラであるはずがない。

          青空に雲の勢いで風が見てとれるようだわ、、、そんな秋晴れの日に、S様邸の地鎮祭が行われた。


                     
          2


          10数年建築に携わり、何度も経験を重ねた地鎮祭。見慣れた風景のはずが、思わず2度見!!盛り砂に刺さっている草は何? 

          数々の儀式の中に、盛り砂に設計者が鎌(かま)で草を刈り、施主が鍬(くわ)で砂を掘り、施工者が鋤(すき)で砂をならす。という地鎮祭においては地味ながらも最大に盛り上がるシーンがあり 設計者である私が刈る草が刺さっていたのですね。

          えいっっ!(×3)のかけ声とともに木の鎌を振り下ろし、すぽんっっ!と草を抜く。とどこおりなく務めを果たし、最後に杯に御酒をもらい皆で乾杯! 飲み干す方が続出しておりました。恐るべしS様一族。


                     
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          儀式は終わり、ふたたび草が気になりだす私。土の上に置かれた それを手に取る。この感触 この見た目・・・ 「この草はニラですか?」

          頭に浮かんだそのままを口に出すのは止めます。気をつけます。その草の名は ”かや” でした。                           

          2009.10.19 Monday

          ドラマティックな緑。

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            半年前にお家を新築されたお客様とガーデンプランナーTERRA(テラ)さんの案内のもと
            お庭の木々を選びに行った。

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            建築中 彼女(お客様)の選択する 色合い〜床材やクロスや金物にいたるまで、海外留学していた事をうなずかせる 日本人とは思えない大胆かつ斬新な選択の連続に
            インテリアコーディネイトでは、さして苦労の憶えのない私だったが (もちろん過去に経験不足ゆえの苦労はあったけれど・・・)
            ハイレベルのコーディネイトに迫られてドキドキの連続だった。
            完成した お家は、大胆かつ斬新!

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            仕事を持つ彼女が、忙しさのあまり放置していた庭に 命を吹き込むべく選択した木々は
            ”三角葉アカシヤ”〜他、聞き覚えのない名の植物。(私、名を憶えられなかったわ・・・)  

            庭は建築に欠かせない。愛すべき建築を緑が覆うさまは、なんともドラマティック・・・
            奥行きを生み出し、季節や時を感じさせてくれるから。

               

            2009.10.15 Thursday

            真っすぐな言葉。

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              続く続く・・・我が家のメンテナンス工事。 まだやってる・・・

              外壁と木製サッシのメンテで終了のはずが
              本日は玄関ドアも塗り直してみたり、汚れたポストまで塗るしまつ。
              まるで私が塗ったような言いぐさですが、塗装やさんの愛である。

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              少々メンテナンスを楽しんでいる節がある私。
              足場があろうと、いつも職人さんがウロウロしていようと、しんどくない。
              そんな自分に驚くが、もともと お客様や 子供達や ご近所さんが集まり 皆が癒されたらいいな〜と思いながら 設計した家だった・・・私の”小目標”は達成されたのかもしれない。

              大・中・小の目標をもって努力を惜しまない方と、ゆるりと お話する時間を持てた。
              目標なんて文字にするとクサイけれど、軽快な口調で語られる真っすぐな言葉に 引き込まれる。
              心地好い上質な時間と共に 素敵なお花と 沢山のエールをいただいた。

              ただ、一つ、本日の気がかりは、足場が・・・足場やさんが、怒ってないかしら。
              いつまでウチの足場を使っているんだ!返せ! という具合に。
                        

              Img_20091014_0285


              2009.10.13 Tuesday

              尺度。

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                ”あじわい”のある物に大変弱く、古いモノも 新しいモノも ”あじわい” が絡むと大切にする。
                だからと言って、多くのモノを持ってしまうと、整理が上手く出来なくなるので、捨てる事も厭わない。が、自分の価値観で廃品選別するので、家族からはクレームが尽きない。

                君のものさしの尺度は、人とは違いすぎるし、ドンドン変化して予測不能なんだ!そうな。
                ポジティブな私は、臨機応変な尺度と受け取ったが、彼の表情は怒りだった・・・。
                  
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                〜あじわいシリーズ〜天板を持ち上げると、レコードプレーヤーが入っていて、正面の部分がスピーカーとになっている。。。 
                懐かしいが、使い道がなかったので・・・中身を抜いて天板は固定し、スピーカー下部を軸に収納キャビネットと化した。
                扉を閉めていると元と変わらないのが、素晴らしい!と勝手に 思っている。
                         
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                2009.10.09 Friday

                隔世遺伝。

                0
                  ふと、このクレオパトラを思わせるネックレスは、何処からきたかしら・・・ 
                  毎朝アクセサリーを選ぶたび よぎる謎。なんて思っていたら 祖父からの贈り物であった。
                  祖父は大変な変わり者で・・・と母から聞かされてきたが、彼亡き今 収集品の数々は我が家にマッチしている。 
                  もしや私が好む多国籍インテリアのルーツは祖父かもしれない。 

                  大正生まれの彼が異国の装飾品に囲まれて暮らしていた。
                  彼の感性で選んだ布をスーツに仕立て、いつもハットを身に着けて。 
                  幼い私には すっかり当たり前の光景だったが、モボ(モダン・ボーイ)だったのか!? 
                  そして 私は モガ(モダン・ガール)風の帽子をオーダーした事がある。 
                  完全な 隔世遺伝。逆らえない。
                  Img_20091009_0007

                  世界地図の木箱も、祖父からの贈り物。小学生の頃から大切にしている。         


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                  モボ・モガ(モダン・ボーイ モダン・ガールの略)大正時代末期の西洋文化を取り入れた装い。
                  2009.10.06 Tuesday

                  はたらく木。

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                    ようやく足場が外れ。

                    板張りの建物は、ガレージとご主人のホビールーム。 

                    思わずガレージに私の車を入れてみたくなったけれど・・・こだわりのご主人がショック受けるから・・・まるで今 出て来たプジョー!を演出をしてみました。 
                    似合うわプジョー!・・・失礼。 ご主人のアルファ・ロメオのほうが断然似合います。

                    Img_8074_2

                    まばゆい白と米杉のコントラスト。米杉をワックス塗布のみで仕上げ、縞々の色むらを愉しむ。 
                    私は木材の着色をあまり好まない しかし木材の渋みや深色を好む為 必然と高価な木材選択をしてしまう・・・困りものだけれど、出来れば素材で勝負したいわけ。

                    人工的に手を加え最初から作り上げてしまうではなく 何年も何年も一緒に変化を愉しみたい。
                    2009.10.04 Sunday

                    憑依体質。

                    0
                      設計プランをしていると、眠くとも目が冴える。時間が止まり、夜が明ける・・・なんて事も しばしばある。
                      かなり集中しているようで、他人が見ると鬼気迫るものがあるらしい。
                      わたくし本人は鬼気迫る意識はないが、時間の概念が無くなるので、あとで大変困る。

                      ”SOU”さんのオーダーケーキを ”クレマ”のオーナーと妹達が用意してくれ
                      またも設計事務所・ 設立祝い!をサプライズしてくれた、感激!! 
                      図面を引く私がSOUさんの世界観で描かれている。。。しかし白目なの私の目!?
                      クレマオーナー夫婦いわく、海外ドラマ  ”ヒーローズ” に出てくる 〜白目になって未来の絵を描く青年〜 と私がカブルそうで、
                      わざわざ 白目青年の写真と私の写真を”SOU” さんに渡してオーダーしたそうな・・・
                      私の見解では、白目青年は憑依状態にあると見ていた。わたしのも憑依みたいなのね・・・。


                      R0010301


                      凄まじいセンス!私の大切に思っている立体感と迫力!見事に表現されている。
                      [目指せ!Kansei 溢れる建築士] のメッセージ。

                      R0010292_3

                      お付き合いで憑依されたのか?イチゴチャン。

                      R0010302_2    

                      素晴らしい。 ありがとう!
                      2009.10.01 Thursday

                      寄りすぎる写真。

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                        以前紹介したフォトスタジオのパースが雑誌に載った。
                        昔デザインさせて頂いたドレスショップのローヴ ドゥ ウフさんと共に・・・一緒にとは、なんとも嬉しい。私にパワーをくれる方々の設計デザインをすることは、恩返しの感がある。
                        私の持てる感性を余す事なくお使い下さい!といった感じでしょうか。 

                        Img_20091001_0002jpg              

                         フォトスタジオの現場写真。。。現場での打合せ最中 プロカメラマンであるお施主様に図々しくも自分のカメラを渡し撮ってもらった記念の一枚。 
                        私は写真が苦手・・・我が子を愛する余り寄りすぎで撮ってしまう親のように、建物に寄りすぎてしまうから。我が子にも同様。



                        Img_20091001_0003

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