
・・・この表紙。レンタルしようという気になれないのでは・・・
そんな心配をしてしまうほど 皆に見ていただきたい映画なのだ!!
IRAの抗争が激化した北アイルランドとロンドンで“ギルフォード・フォー事件”と呼ばれた衝撃の実話に基づくフィクション。1974年この事件の犯人として、いわれなき罪に問われた息子と息子を助けようと同じく冤罪で投獄されてしまう父。
獄中での気の遠くなるような歳月の中で、息子は、静かなる闘いに魂を投じる父の姿をはじめて正視する。
冤罪の映画では 「ショーシャンクの空に」 と違って知名度が低いのが残念でたまらない!
父の名はジュゼッペ。
権力のない決して強くもない彼は、ただただ身をもって息子を守ろうと獄中の中生きてゆく
いつしか遠い彼の墓に参りたいとさえ思う・・・
子は親を 親の愛を煙たく思う時期があるものだ。それは大人になる通過点のようなものだが
獄中の最中であれ そんな普通の親と子の感情をも大切に描いているのが、また たまらないのだ
きっと私の父も ジュゼッペ のように、体を張って守ってくれるだろう。
いや 実際は分からないが・・・変人だし
ただ、私がこの映画を見ていて ジュゼッペと我が父が重なり合う瞬間があることこそが
彼を信じ 感謝の念を抱いている証。
このブログを父が見れば、感謝が伝わるのに・・・彼はブログの存在を知らない〜
この感謝の章を見たとしても
補って余りあるほど これまで父の奇行ぶりで笑いをとってしまった・・・
〜怒るから 黙っていよう〜